初めて油山へ、やってきました。油山という名だけしか知りませんでしたが、 福岡市城南区・南区にまたがる油山は東側中腹に市民の森として、自然豊かな森を作っています。油山市民の森の南側に隣接する「油山自然観察の森」は、環境庁の「自然観察の森整備事業」により、昭和63年にオープンしたそうです。で、案内図が油山市民の森・自然観察の森と並べて書かれているのね。 標高597mの油山の中腹に市民の森70.7ヘクタール、自然観察の森23.0ヘクタール。 第一駐車場に車を置いて、中央広場でお弁当を食べたあと、夫婦石展望台へ行き、福岡市の街を眼下にして、森の深さを確かめたりしました。 戻って1番のポイントの自然観察センターを見学、森で見られる動物の剥製をみたり、椿油の収穫をしていたことから油山と言う名になっていることを知りました。 次に3番のポイントで、つり橋へとルートを。200メートルと案内にはありましたが、急な山道を登っていくのはかなりハードでした、たくさんのモミジの新緑が目を引きます。赤いもみじもとても美しい。15分くらいかけてやっとつり橋へ。52メートルと短いけれど、本格的なつり橋で下をのぞいたら、かなりの深さがありました。 渡りきって小さな階段を下りたら、今来た山道とはがらりと様子が違い散策の普通の道になっているのです。深い山と散歩道のギャップに何がなにやら、戻らなくても帰れるの?と方向音痴の私はかなりどきどき。その地点にオガタマの木があったのだから、なんとも偶然。立ち止まって案内図を連れが見てなかったら、見過ごしていただろう。そのオガタマの木のそばに管理事務所に下りる標識が折れて落ちていて、見当つけてその道を下って私たちのミニ油山体験は終わりました。 |
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