平尾台の野焼き
2008年3月2日(日)
春の風物詩、野焼きを見てきました。
今年は茶ヶ床で、目前で野焼きを体験できる制限人数200人に対し、
500通もの応募があったとか、選に外れた仲間が
平尾台の郷の展望台から見ようと誘ってくれたのです。
行く手段もないので、毎年ニュースで聞くくらいで
興味もあまり持たなかったのですが、行けるとなると俄然元気に。
18倍のズームのデジカメを新調して、出かけてきました。
スライドショーアルバム

動画


9時半過ぎについたので、すぐ傍の駐車場に。野焼き直前の大平山。
平尾台は日本3大カルスト台地のひとつで、野焼きは春の風物詩。

この茶色の枯れ草を焼いて、害虫を駆除し、春の植物の形成を促し、
カルスト台地の景観を保つ目的で行われます
  

たくさんのカメラマンが思い思いの場所に待機して。
望遠レンズ必須なので、みな三脚を立てています。
連れが三脚を立てた場所は防火地帯で、あらかじめ野焼きがされた場所。

野焼きにはたくさんの人の前準備と慎重な計画に基づいていることを
感じます。私たちが来たときから一台のヘリコプターが巡回していて
報道のものかと、思っていたのですが消防のヘリコプターと
後でわかりました。各セクションの連絡をしていたのでした。
 

点火した火はまたたくまに丘を駆け下り、下からは駆け上がる
私が初めてみた野焼きの瞬間でした。



炎はすごい勢いになって、各コーナーごとに燃え広がって
いるようです。谷を隔てた大平山方面


白い石灰石が見えてきました。
  
お昼過ぎからは南側、展望台のすぐまじかで点火をするところを
見ることが出来ました。風もなく穏やかな日で、炎はまっすぐ立っていましたが
バチバチと枯れ草の燃える音と熱気を感じました。
 
すっかり、野焼きが終わった平尾台、午後3時過ぎ帰途につきました。

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