2010年10月11日(月)
タカネハンショウヅルが気になってたので、祭日の人の多い時にと出かけてきました。 平日、誰もいない緑地を歩くのは不気味な気持ちになるこのごろなので・・・ ミゾソバとサクラタデが満開。ミゾソバは昨年見たように、長い帯になって群生していました、蝶やトンボは見かけないで、美しい蛾がミゾソバの上を遊んでいました。 森のゲートで、確認したら、ツリフネソウの近くにもあるらしい、ハンショウヅル。 ツリフネソウが目当てらしい人たちが後から入っているようなので、勇気百倍、ゲートをくぐりました。 山の池を過ぎた頃に最初のハンショウヅル見っけ。でもまだつぼみ、色も良くないので、次。中の谷の上り口近く、少し道幅が広くなってるところのハンショウヅル、とてもきれい、よく見ると上のほうまで蔓が延びていて、可愛いつぼみがいっぱい、くるりと反り返った小さな花姿、夢中で写真を。すぐ近くに咲き残りのセンニンソウがありました。ハンショウヅルはセンニンソウの仲間だから、さもありなんでしょうか。 後で気づいたのだけど、少し薄暗い森の中、明るい日差しではAモードでもきれいに撮れる被写体もここではぼけるということを知らずに、カシャカシャやってました・・・ほとんど使い物になりません、手持ちで時間も早いのだから当たり前なんだと、これは帰ってきてからの反省。まあちっとも理解できませんが。なぜか最近、Aモードが良いとこればかりで撮っていたので。 そして、アゲハの谷への入り口、びっくりするほどのツリフネソウの群生でした。 草原で出会った三脚を持った方と言葉を交わしたとき、ツリフネソウを撮りにきたといわれて、ツリフネソウもあるのかと思ったくらい、当てにしてなかったので、もうその群生と色合いにはびっくりしました。花姿もユニークだけど、色合いの可憐さがなんともいえない。でも、このツリフネソウもパソコンで見ると、どれも気に入らない姿で写っていました^_^; アゲハの谷の終了地点にもいっぱい咲いてるし、ゲンノショウコの群生、鳥のさえずりなど秋の一日の幸福感に満ちていました。 何度もここまで来るけれどいつもちょっと怖いという気持ちがあって楽しめなかったですが。まだ誰の姿も見ないけれど、人々が後に続いているとわかっているので。 戻り道、何組もの人や家族連れや、グループに出会いました、秋の山田緑地を歩く絶好の日和です。 |
タカネハンショウヅル 和名は山地に生える半鐘蔓の意味 この仲間で秋に咲くのはこの花のみである |
ツリフネソウ ツリフネソウ科ツリフネ属 釣り舟のような形の花。 うしろの方は渦巻状になる突起形。 花の形が帆掛船を吊り下げたように 見えることからこの名前になった。 やや湿った薄暗い場所に自生する。 マルハナバチがこの蜜を好むという。大きな蜂がそばにいて、 スズメバチかとびくびくしながら通り過ぎたけど・・・ |
サクラタデ タデ科の多年草、水辺の湿地帯に生える、 雌雄異株で、雄花ははおしべが長く、花びらより長い。 今年ほど、このやさしい、可憐な花を堪能した年はないような気がします |
ミゾソバ ミゾソバの葉は三角形(鉾形) この形をから、「牛のひたい」の別名もある。水の流れが穏やかな小川や よどみなどに生育している。 緑地のミゾソバもわずかな水が流れる湿地帯に咲いている。 |
人のいる山田緑地はやはりいいなあと思いながら歩きました。 アゲハの谷まで歩き、9500歩、気持ちの良い一日で、お昼過ぎに帰ってきました。 緑地スタートのバスが11時9分なのに、20分と勘違いしていたため乗れず、 いつものように蒲生口まで歩き、それもバスが目の前で出てしまい、 がっかりしていたら、3分後にもう1本来ました。 この45番のバスでリバーウォークまで行き、 骨密度の無料測定をやっていたので並んで測って もらいました。 1498m/sで成人の平均値88%相当、同年齢の平均値より高め。 九州生乳組合の主催で、KBCのラジオ番組の公開放送をやっていて、 可愛いキャラクターのミルコップをもらいました。 |
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