先帝祭2011年5月3日(火)
初めて先帝祭の道中を見てきました。
下関駅に到着したのは10時、豊前田商店街へ行く道中が今通ったばかり
と聞いて、ほとんど知らない下関の町を急いで歩き、10時半からの分に間に合いました。




先帝祭の由来は源氏に敗れ、海の藻屑となった安徳帝の霊を慰めるために
命日(旧暦3月24日)に威儀を正して参拝していた平家の女官たちの
真心と気持ちを後世に伝えるお祭り。

なぜ女官だったのが上臈なのか、意味がわからなかったが、
女官たちが絶えたあと、江戸時代に稲荷町界隈に遊郭ができ、
廓の主人が女官たちの美風を後世に伝えようとお抱えの遊女たちに
参拝を続けさせたとか。

昭和41年から下関舞踊協会の奉仕で引き継がれ、海峡祭りの
メインイベントとして近年いっそう盛大な行事となってきた。

豪華絢爛な衣装を身にまとった5人の太夫を中心に町中を道中する。
メイン商店街での外八文字披露はどこも喝采の拍手だった。
大勢の見物人で、足元はほとんど見えないし、撮れなかったけれど・・・

私の見たのは豊前田商店街、唐戸商店街。メイン会場の赤間神宮の天橋渡りは
来年の楽しみに。

唐戸からフェリーに乗って門司港の日本丸のセイルドリル会場へ。
hh
各商店街で外八文字の披露の後はこんな手押し車で移動する。
周りには舞踊の社中の人たちのよう。着物姿で赤間神宮まで徒歩で歩く人たちも
大変だろうななんて。でも颯爽と姿かたちも素敵です。
赤間神宮への道中を見送って、源平船合戦の行事を見物。
唐戸市場前のボードウォークはたくさんの見物客でごったかえしてました。
市場で買ってきたお寿司や、どんぶりを食べてるグループもいました。

紅白の旗や幟をなびかせて、鎧武者の乗った80隻の船が関門海峡で合戦のを再現する
スケールの大きな源平船合戦のパレード。
初めての上臈道中、人が多くて撮影できなかった。
ついて歩いたけど、どこも人だかり記念に。縦のもあるけど・・・