ヒオウギ咲く白野江2011年8月26日(金

1週間前に来た白野江、あちこちにたくさん咲いていた
カノコユリは姿を消し、鉢植えのサギソウも消えていた。
目指したのはヒゴダイだけど、8月下旬にはと咲くという
看板が取り外されていた・・・

ヒオウギがあちこち、美しいオレンジ色の花を咲かせていて、
ヒゴダイがかろうじて2,3本。今年、ヒゴダイは無理なようだ、
葉が枯れてるし・・・
 
ヒオウギ
アヤメ科・ヒオウギは、葉が扇を開いたように広がることから。
種が黒色で古くから歌に詠まれている。
”ぬばたまの”は 黒に関連のある「夜・夕・髪」などにかかる 枕詞(まくらことば)
 
今年白野江で見た貴重なヒゴダイ。
広島では9日に、たくさん咲いてるのを見た。
 
キツネのカミソリが3輪、咲いてた、こんなに遅く。
 
 
 このところ、朝は厚い雲に覆われた空を見てばかり、
遠出はできないなと気持ちをなえさせる空だ。
晴れていても「暑そう」と、出ないかも知れないが・・・
今年の夏はやる気の出ない日が多い。

うちで読書したり、テレビを見ている方がいいなんて
つい思ってしまう。借りてきていた古事記の読みあぐねていた部分を
往復のバスの中で読んでしまった。

古事記は和銅5年(712年)天武天皇の命に
よって書かれた神から始まる天皇の史書。
  日本最古の歴史書だが、江戸時代本居宣長によって、日の目を見ることに。
奈良時代に編纂されていながらそれから一千年以上もうずもれて
いたらしい。


2001年3月購入の日付がある、新潮社の古事記が
うちの本棚にある。古典を読む会に入会して買ったのに、
それっきり、一度も開くことがなかったので、
真新しいままだ。開いてみると最近古典になじんできたので、
難解と思っていた文章が意外に頭になじんでくる・・・

こんなことを書いたことも忘れて、また別のジャンルの本を読むかも知れないが、
昨年10月の源氏物語に始まってひたすら訳付の古典を読んだ10か月。