英彦山神宮は、福岡県田川郡添田町の英彦山にある神社である。
通称彦山権現。日本有数の修験道の霊場として栄えた。
明治の神仏分離により修験道が廃止され、天台山伏の本山であった霊仙寺(現・霊泉寺)を分離し神社となって「英彦山神社」に改称した。
1975年、現在の「英彦山神宮」に改称した。
奉幣殿(重要文化財):修験道時代の霊仙寺の大講堂で、現在の建物は、
元和2年(1616年)小倉藩主細川越中忠興によって再建されたものです。
摂社(本社に付属し、その祭神と縁故の深い神をまつった神社)の高住神社、玉屋神社が点在する。
参道石段の入口に立つ青銅製の銅の鳥居[かねのとりい](重要文化財)は、1637年(寛永14)に佐賀藩主・鍋島勝茂が寄進したもの。ここから、奉幣殿まで約1km、急な石段約600段を上り終えると奉幣殿にたどり着く。杉木立に囲まれた参道の両側沿いには、約30〜40の僧坊跡が残る。
護摩焚:
護摩焚きの本質は燃やし尽くす、業火によって、不安、邪心、災厄などを燃やして消滅させてしまう。
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