平尾台のオキナグサ
2013年4月10日(水)
 10年近く前、HP講座で学んだ仲間お二人とミニ同窓会を兼ねて、平尾台へ。
アルプスの山々や北海道の山を制覇する本格的な
登山家二人とちょっとした坂でも避けて通りたい
ひざ痛持ちの私との奇妙なコラボでした。

平尾台でオキナグサを見つけた数年前は道のごく近くの
台地だったっけ。私のことはネットで、良く知ってるお二人なので、
安心して出かけました(^^ゞ
 
 中峠から、オキナグサの群生地へ、台地を登る、最初は草地だったが、
だんだん石ころが多い山道、この時点で、降りるとき、どうなるんだろうと
ちょっとパニック。少し下の方ではそうでもなかった、強風が
台地を吹き抜け、群生しているオキナグサはどれも必死に下向きの姿勢で
耐えているよう、足を踏ん張ってないと吹き飛ばされそう。

「盛りを過ぎてる」と、MORIさんは残念がったが、
自然の中の産毛に覆われたオキナグサがあちこち群生するさまは
ちょっと感動的、いつもはセンターの庭にきれいに咲いたものばかり、
見ているのとは違う、野草のたくましさを感じる。
オキナグサがこんな過酷な場所を選んで咲くなんて知らなかった。
まさに風の通り道を好んでいるよう。
 
 
 
 
 強風の中、群生地を下るが、はまちゃんが用意してくれていた
トレッキングステッキを頼りに下り、強風にも悩まされながら決死の下山(~_~;)
その後、MORIさんお気に入りのいわやまへと。

でも大きな岩に阻まれた段差があり、断念。
下で岩陰に開きかかったヤブレガサを撮影したり、
他のハイカーの列を眺めたり。
 
 
 
茶が床で寒い、寒いと言いながら、昼食。
さすが山男、魔法瓶に熱いお湯、コーヒセットの用意まで。

車で三笠台の駐車場に移動して、なおもオキナグサのきれいなのを
探す。ホタルカズラが早、たくさん咲いていた。

標高400メートルくらいのところだけど、風が強い。
オキナグサは少なかったけれど、ホタルカズラや、
センボンヤリなどを見つけて、台地歩きは終了。
 
 自然観察センターの中庭に咲いてる、オキナグサは肥料もたっぷりなのか、
穏やかな環境のためなのか、生き生きと上を向いてきれいな色で、咲いている
 
 
今回、はまちゃんには何から何まで好意に甘えて
平尾台のオキナグサを堪能できた、MORIさんは平尾台のことを
隅から隅までよく知ってて、情報をいろいろ教えてもらった。
自分の足で行けるかどうかは疑問だけど、今まで
漠然と平尾台のイメージをとらえていたのが
目からうろこでした。

這いつくばるように咲いていた、けなげな
オキナグサの印象は、自分の台地歩きの決死さと相まって、
とても感動的。