白野江にアサギマダラ飛来 2014年10月3日 |
朝夕の涼しさはすっかり秋。ダンギクを見に行くつもりで 出かけたが、満開のフジバカマの上をたくさんのアサギマダラ。 ダンギクも満開だった、ホトトギスはまだ咲き始め カメラは絞りを13にしたまま撮影して暗いところや 蝶が飛んでるのはみんなピンボケだった(~_~;) |
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ホトトギスという名札がついていて、再度検索。検索したもの丸写し(^^ゞ帆柱にあったのはヤマホトトギス?ヤマジノホトトギス? ホトトギス 東アジアを中心におよそ20種が分布する毎年花を咲かせる多年草で、その内の10種が日本に自生します。茎が湾曲や下垂して花を咲かせる姿は風情があり、山野草として人気の高い植物です。 斑点のある花びらが、ホトトギス(鳥)のおなかにある模様と似ているためこの名前があります。また、若葉に油染みのような斑点があるので、ユテンソウ(油点草)の別名があります。 主な開花期は夏〜秋で通常花びらは6枚あります。杯状で上向きに咲くタイプと、釣鐘状で下向きに咲くタイプがあります。種ごとに独特の個性があり、それもこの植物の魅力となっています。 種によって性質に差はありますが、全体としてはやや暑さによわく、夏に葉が茶色く傷んで開花期に株姿が悪くなることも多々あります。葉がきれいな状態で花を咲かせた姿は、ばしっ!と決まった雰囲気です。 属名のTricyrtis(トリルキルティス)は「3つの距」という意味で、花の基部に3つの距ができるところから付けられました。距(きょ)とは花びらやがくが変化した突起状の部分で中は空洞になっており、主に花の後ろ側にできます 。 ヤマホトギス草丈20cm〜50cmほどの多年草です。 葉は茎に互生(互い違いにつける)し、葉先が三角形状の長さ8〜15cmの長楕円形の葉をつけます。葉の基部は茎を抱くようになります。芽生えの頃の葉と基部の葉に黒っぽい斑点(油点)が多くあるのが特徴です。 茎頂あるいは茎の上部の葉腋に径2cm前後の花を上向きに数個(散房花序)つけます。 花は初秋に咲き、6花被片からなり白色で内側に紅紫色の斑点があります。花被片が下側に向かって強く反っているのが特徴です。花の中心から花柱が1cmほど直立し花糸がいくつか平開しているのも特徴です。 果実は茎頂につき、とても細い紡錘型で熟すと裂開して種子を散布します。日本各地から朝鮮半島・中国に分布します。 多摩丘陵では、疎林の林床や半日陰になる林縁によく見かけます。 ヤマジノホトトギス ヤマジノホトトギスは北海道南西部から九州に分布する多年草。草原や谷筋の樹林下などに生育する。茎の高さは30〜60cmで毛が多い。葉は卵状長楕円形から狭長楕円形で先端が急に尖り、長さ8〜18cm、立った毛がある(葉の先端側で多い)。花は8月上旬から9月にかけて咲く。花は葉腋に1〜数個咲くが、小さな個体や一度刈り取られた個体では、頂部にしか花が咲かないことが多いので、要注意である。花被片は水平に開き、整った形である。3枚の外花被片は内花被片に比べて幅が広い。花被片には紫色の斑紋が点在し、黄斑はない。雌しべは中央にあり、柱頭は大きく3つに分かれ、その先端はさらに2つに分かれており、縁には透明な球状の突起がある。3つに分かれた部分(柱頭)には紫色の斑紋があるが、基部の花柱には斑紋はない。おしべは6本で、3本は3つに別れためしべの柱頭の下に、3本はその間にあって、先端は下向きに湾曲している。おしべには紫色の斑紋はない。 |